取材

「ローゼンメイデン シリーズ」とか「レミリアお嬢様」とか「グライムカイザル」とか


立体造形物の展示即売イベントとして始まったワンダーフェスティバル(以下、ワンフェス)ですが、認知度が高まるにつれて段々と先鋭的な試みというよりも「参加することを楽しむ」という方向にシフトしていき、現在はコスプレなども行われている状態ですが、このイベントを主催する海洋堂から見ると「痛し痒し」という状態。そこで、「ホンモノのクオリティ」「すばらしいもの」を感じてもらいたいという思いから毎年行われているのが「ワンダーショウケース」というワンフェス公式レーベル。新進ガレージキット作家の育成と繁栄が主目的であり、今回もかなりのレベルの「すばらしいもの」が選ばれています。

というわけで、はるき氏による東方紅魔郷ラスボス「レミリアお嬢様」、脇田耕二氏による蒼き流星SPTレイズナー敵機「グライムカイザル」、そして間崎祐介氏による「ローゼンメイデン シリーズ」の3点を見てみましょう。いずれも購入することが可能です。

鑑賞は以下から。
■間崎祐介氏による「ローゼンメイデン シリーズ」
全高130mmのフィギュア7体によって構成されており、総パーツ数は200にも及ぶ大作。作成にあたっては「商業用原型と同様に明確に時間を切り、7体すべてを同じクオリティーで目標時間内に完成させた」とあることからも、すさまじいスキルであることがうかがえる。









■はるき氏による東方紅魔郷ラスボス「レミリアお嬢様」
「画が描ける造形家」であり、2Dのスキルと3Dのスキルを両立させているとのこと。つまり、描くのもすごくうまいし、それを立体にするのもすごくうまい、ということ。









■脇田耕二氏による蒼き流星SPTレイズナー敵機「グライムカイザル」
いわゆる「見得切り固定ポーズによる絵画的なロボット造形」の作品。昨今の稼働至上主義の対極に位置しており、ワンフェス会場で実力を示せる形は数を売ることか、ワンダーショウケース選出しかないと考えていた、とのこと。数を売ることに関しては今までなかなか結果が出なかったため心が折れかかっていたらしい。






この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
人気アニメ「ローゼンメイデン」の真紅に好きな言葉を言わせることができる実験サイト - GIGAZINE

麻生太郎内閣総理大臣登場への期待から、アニメ関連株が高騰 - GIGAZINE

ローゼン太郎が出現する秋葉原の段ボール肉まん試食レビュー - GIGAZINE

これがホンモノの「きれいなジャイアン」だ! in ワンダーフェスティバル2008[冬] - GIGAZINE

in 取材,   アニメ, Posted by darkhorse

You can read the machine translated English article here.