コピー機で出版物をコピーすると、自動的に著作権使用料を課金されるシステムが登場


産経新聞社の報道によると、日立製作所などが出版物をコピーすると自動的に著作権使用料が課金されるシステムの実証実験に成功したそうです。

この技術を導入することにより著作権使用料の公正な分配ができることから、「著作権管理に革命を起こすシステム」としています。

詳細は以下から。
「著作権管理に革命!コピー機に自動的課金システム」IT‐インターネットニュース:イザ!

この記事によると、日立製作所や日立システム九州、リコー、ゼンリンの4社が、新聞や出版物といった著作物をコピーする際に自動で著作権使用料を課金できる新システムの実証実験に成功したそうです。

実証実験に成功したシステムは、個体識別が可能な無線ICタグを装着した著作物をICチップ読み取り機能を搭載したコピー機でコピーすると、自動的に著作権管理センターに使用料が課金される仕組みで、複写物には特殊な透かしが入り、二次的複写の際にも課金されるほか、無断転用も防止できるとのこと。

これを受けてゼンリンの経営企画室部長は「著作権管理に革命を起こすシステム」と述べたとしています。

ちなみに2006年の出版物の著作権市場は3兆4000億円と、音楽著作権市場の1兆5000億円を大きく上回っているものの、出版物などの複写は利用者からの自主申告しか複写状況を把握する手段がなく、公正な著作権料の徴収分配ができなかったとのことで、新システムの早期普及に向けてコンソーシアムを設立し、他の複写機メーカーや業界団体に参加を呼びかけるそうです。

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