警視庁が迷惑メール22億通を送信した男を逮捕、利益はなんと2000万円
朝日新聞社などの報道によると、警視庁が出会い系サイトの広告などの迷惑メール22億通を送信した男を逮捕したそうです。
ちなみに迷惑メールを送信することで得られた利益は2000万円にのぼるとのこと。とんでもないですねこれは…。
詳細は以下から。
asahi.com:迷惑メール22億通を送信 容疑の男を逮捕 警視庁 - 社会
この記事によると、架空のメールアドレスを使って、出会い系サイトや競馬の勝ち馬予想サイトなどの広告目的で迷惑メールを計22億通送信した25歳の男が特定電子メール適正化法違反で警視庁に逮捕されたそうです。
男はネット上で業者から広告依頼を受け付け、マンションに設置した事務所から1年7ヶ月にわたって迷惑メールを送信し続けたとのことで、業者から得た広告収入は約2000万円にのぼるとされています。
なお、国内で迷惑メール送信業者が摘発されたのはこれが4例目にあたり、日刊スポーツ社の報道によると「迷惑メールを大量送信しているユーザーがいる」ということを、プロバイダが警視庁のハイテク犯罪対策総合センターに相談したことから犯行が発覚したそうです。
1年半で22億通の迷惑メール送り逮捕 - 社会ニュース : nikkansports.com
先日総務省が迷惑メール送信を厳罰化し、罰金を従来の最大30倍に引き上げる方針であることを取り上げましたが、これだけの額が稼げることを考えると、罰金を大幅に引き上げる必要性があると言わざるを得ません。
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