ソニー、PS3の売り上げ増加で赤字だったゲーム事業が黒字に
ソニーが先ほど発表した2007年度第3四半期決算によると、PS3の普及の遅れから前年同期は542億円の赤字だったゲーム事業が、PS3の売り上げ台数増加で黒字になったそうです。
好調な売れ行きを見せ続ける任天堂のWiiや、世界で大幅なシェアを握っているマイクロソフトのXbox360に対して、ようやく巻き返しの兆しが見えてきたということでしょうか。
詳細は以下から。
Sony Japan|2007年度 第3四半期 業績説明会
このリリースによると、PS3の販売台数増加を受けて、ハードウェア、ソフトウェアともに売上高が伸びたほか、PS3の製造コストの改善やPSPの好調を受けたことなどを受けて営業利益が伸びた結果、2006年度 第3四半期に542億円の赤字だったゲーム事業が、129億円の黒字に転じたそうです。
これがグラフ。売上高、営業利益ともに伸びています。
これで前日お伝えしたように年内にファイナルファンタジーXIIIが発売されるのであれば、PS3の普及にも拍車がかかるかもしれません。
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