サッポロ、アサヒ、キリンがビールの一斉値上げへ

読売新聞社の報道によると、大手ビールメーカーのサッポロビール、アサヒビール、キリンビールが原材料費高騰のためにビールなどの価格引き上げの検討を開始したそうです。

なお、キリンホールディングスの場合、原材料高騰で2007年1～6月期に30億円の追加負担が発生したとのこと。

詳細は以下の通り。
サッポロ・アサヒ・キリンがビール類値上げ検討 : ニュース : グルメ : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

この記事によると、世界的な商品価格の高騰に伴ってビールの原料である麦芽や、缶の材料となるアルミなどの価格も上がっていることから、原材料の値上げ圧力が来年もこのままである場合、年明け以降に価格を引き上げる検討を始めたそうです。ビール類の価格が値上がりするのは、酒税が増税されたことによる引き上げを除くと1990年以来になるとのこと。

ちなみにビールメーカー各社の販売競争が激しい上に、ビールが嗜好（しこう）品であることを考えると、値上げによる販売量への影響を懸念する声もあることから、慎重に値上げのタイミングを計っていくことになりそうだとしています。

値上がりするとしたら、具体的にどれだけ上がるのでしょうか。