メモ

CATV会社のひどい対応に怒りの75歳女性、ハンマーを持って殴り込み


バージニア州に住む75歳の女性が、アメリカケーブルテレビ会社最大手のComcastの事務所にハンマーを持って殴り込んだそうです。Verizonから乗り換えてくれたのに、Comcastのこの女性への対応はとてもひどいものでした。

詳細は以下の通り。
InsideNova.com | Taking a hammer to Comcast

モナ・ショーさん(75)はComcastからしつこく勧誘を受けて、電話をVerizonからComcastの電話、CATV、インターネットを統合した「トリプルプレー」というサービスに変更しました。


ところが、工事の作業員が来るはずの8月13日にモナさんの夫ドンさんは一日家で待っていたのですが、作業員は来ませんでした。二日後に代わりの人間が来たものの「このComcastのものではないサードパーティ製の設備を取り外さないと仕事ができない」と言われたそうです。その日、作業員が帰る前に、モナさんに電話番号を変更するかどうか尋ねると、モナさんは34年間使用した番号だから変えないと言いました。しかし、翌日になってみると電話をかけることはできるのに電話を受けることはできなくなっていました。

金曜日、モナさんは朝からComcastに電話をし、オフィスにまで行きましたが会社の管理担当者からの助力は得られませんでした。そして帰宅すると、一切の電話サービスが使えなくなっていたのです。携帯電話でComcastに連絡し、新しい電話番号と月曜に誰かを派遣させることを約束させたモナさん、なんとその間に作業員が放置していった装置と電話を直接つなぐ方法を自力で発見していました。

週末になると、モナさんはバージニア州の官庁に出向いて、SCC(State Corporation Commision)のLarry Kubrock氏と話し合い、Larry氏の代理人がComcastに連絡するという約束を取り付けました。

そして8月20日の月曜日。モナさんは一日中家でComcastが来るのを待っていましたが、夕方16時30分ごろにハンマーをバッグの中に入れてマナッサスのComcast事務所を訪れました。「キーボードを粉砕して、モニタを叩いて、電話を殴って……私は『うちの電話はダメになったのよ、あなたのもそうなってしまえ!』と考えていたわ」とモナさんは語ります。「ハンマーを持って殴り込むなんてやり方は全く好きじゃないけれど、Comcastはあまりに無責任で無礼だわ。どこの会社もこうだとは思えない」と言ったモナさんですが、風紀を乱した罪で逮捕されました。

その翌日、Comcastはモナさんの夫のドンさんに「トリプルプレーサービスに変更できますよ」と言ってきましたが、ドンさんは「明日うちに来てComcastの装置を取り外してくれ、Verizonに戻す」と告げたそうです。これはちゃんと守られ、Comcastは装置を撤去したということです。

Comcastは公式声明として、正社員でも契約社員でも、全ての従業員は同じ水準にあり、良質なサービスを提供することを期待すると発表しました。

モナさんの行為は12月に現地の地方裁判所で裁かれる予定です。下の写真がモナさん。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Wiiをハンマーで殴りまくって破壊するムービー - GIGAZINE

PS3をハンマーで殴りまくって破壊するムービー - GIGAZINE

ジャグリングしているハンマーで頭の上の釘を打つ超絶テクニック - GIGAZINE

海外のプロバイダで「BitTorrent」の無差別転送規制がついに始まる - GIGAZINE

ダウンロードしすぎたユーザーがプロバイダーからサービス打ち切り - GIGAZINE

in メモ, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.