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マイクロソフト、スパマー撃退のために猫画像を活用


受信したメールを子猫がねこぱんちしながら次々と高速で選別することによって、どれがスパムメールかを判定する禁断の最先端テクノロジーをマイクロソフトがついに開発に成功、スパム判定されたメールには自動的に猫画像が付加されることによってメールソフト上では猫アイコンが表示され、全世界の猫大好きメールユーザー大感激というわけではなく、Hotmailのアカウントを作成する際にスパマーが全自動アカウント作成プログラムを走らせることができないようにするために猫画像を使うという仕組みです。

どういうことかという詳細は以下の通り。
Kittens Could Solve Spam - Yahoo! News

現在、Hotmailのアカウントを作成しようと思うと以下のようなくにゃくにゃ曲がりくねった文字を入力する必要性があります。


これは俗に「Captcha」(キャプチャ)と呼ばれている認証方法で、人間であれば簡単に判読して入力できるが、プログラムの場合はこれを突破するのが難しいため、スパマーがスパムメール送信のために使う大量アカウント全自動作成プログラムの活動を防止できるというわけ。この仕組み(マイクロソフトではHuman Interactive Proofs、HIPsと呼んでいる)を導入した初日から効果は現れ、20%も新規アカウントの作成率が減少したそうです。

しかしいわゆるOCR、画像から文字を読み取る技術などの発展、あるいは表示されている画像自体から文字列を推測するなどの高度な技術をスパマーが開発し始め、さらにもう一工夫する必要性が出てきました。

そのため、マイクロソフトでは新たに数枚以上の画像を表示してその中から特定の一枚を選ばせることによって、人間なのか、それともスパマーのプログラムなのかを判定させるという手段を考えついたとのこと。例として出てくるのが子猫の画像。複数枚の画像の中から「猫はどれ?」という感じでユーザーにクリックさせるというわけ。もちろんマイクロソフトは既に膨大な量の画像を所有しているので、これを打ち破るのはかなり難しいらしい。

実際の例が以下にあります。

Example Service: Signup Page

このシステム、「Asirra」については以下のページで解説されています。

MSR Asirra Project -- Installation

しかもこの画像生成の方法もなかなか巧みで、猫画像の場合、実際に猫が飛び跳ねまくるムービーを頻繁に撮影、そこから画像を生成しているそうです。そのため、次々と新規猫画像が無限に生成されるというわけ。また、コストが許すのであれば画像の代わりに短いムービーを使うといったことも可能だそうです。

なお、既に似たような画像認証方法としては以下のようなものがあります。

HumanAuth

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