ハードウェア

NASAの最新スパコンは1024個のCPUと4TBのメモリを搭載


先日アメリカの航空宇宙局(NASA)が新しいスーパーコンピューターとして、SGI社の「SGI Altixスーパーコンピューター」を導入することが発表されたそうです。

このスーパーコンピューターは8月に稼働を開始するそうですが、1024個のデュアルコアCPUと4TB(4000GB)のメモリなどが搭載されており、OSはLinuxとのこと。なお、これは1つのLinuxで動いているシステムとしては、世界最大規模だそうです。

詳細は以下の通り。
NASA Selects SGI to Provide Largest Shared-Memory System in the World

この記事によると、NASAが新しく導入するスーパーコンピューターは、カリフォルニアのMoffett Fieldにあるthe Ames Research Center内のNASA Advanced Supercomputing facilityに設置されるそうです。


そしてこのスーパーコンピューターはCPUにIntelのデュアルコアCPU「Itanium2」を1024個搭載しており、処理速度は13.1TFLOPs(テラフロップス)だそうです。また、4TB(4000GB)のメモリを搭載しているほか、効率的に大規模なデータ保存要件を扱うために、SGI社のInfiniteStorage10000システムと呼ばれる240TBのストレージも導入されているとのこと。

ちなみに用途はより安全でより高度な宇宙船の設計や、気候変動の長期的な効果の調査といった、広範な分野に及ぶとしています。

もしこのようなシステムが手に入ったら、どのように使えばいいのか途方に暮れそうですね。

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in ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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