×
試食

東西対決!東西のカップうどん・そばはダシも味も色も違う


「カップうどんやカップそばは、東西で味が異なる」という話を先日耳にしたので、さっそく買って、食べ比べてみました。

食べ比べたのは日清のどん兵衛「きつねうどん」と「天ぷらそば」の西日本と東日本バージョン、東洋水産のマルちゃん「赤いきつねうどん」と「緑のたぬき天そば」の全国版と関西版ですが、実際に作ってみると、スープの色も味も全然違うという驚くべき結果が出たので、今回はその詳細な写真を交えて、違いを徹底的にレポートしてみました。

詳細は以下の通り。
縦に並べてみました。8個もあると壮観です。


日清のどん兵衛「きつねうどん」。左が西日本バージョンで右が東日本バージョンです。特に見た目は変わりませんが、西日本バージョンにはラベル下部に「薫る鰹・昆布だしにもち太めん」と書かれているのに対して、東日本バージョンは「薫る鰹だしにもち太めん」と書かれているのがポイント。


東日本バージョンには(E)と記されています。「EAST(東)」の「E」でしょうか。


西日本バージョンには(W)の文字が。どうやら「WEST(西)」の「W」の模様。


さっそく開けてみました。粉末スープの袋の色が異なります。左の西日本バージョンは赤、右の東日本バージョンは青です。


あげ。どことなく東日本バージョンの方が色が濃い気がします。


粉末スープを開けてみたところ。なんと粉末の色も違います。東日本バージョンの色が濃いです。


できあがりました。スープの色がなんだか違って見えますが…?


ガラスのコップに入れて比較してみたところ。明らかに色が違うことに驚かされました。


続いて日清のどん兵衛「天ぷらそば」です。こちらも左が西日本バージョンで右が東日本バージョン。「きつねうどん」と同じく、西日本バージョンは「鰹・昆布だし」で、東日本バージョンは「鰹だし」がメインに。


東日本バージョンには(E)の文字。


西日本バージョンには(W)の文字が。


続いて日清のどん兵衛「天ぷらそば」。やはり粉末スープの袋の色が違います。西日本バージョンはピンクで、東日本バージョンはグリーン。


粉末スープを開けてみたところ。色が違う…。


できあがり。若干西日本バージョンの方が色が薄いかも。


次は東洋水産のマルちゃん「赤いきつねうどん」。左が関西版で、右が全国版です。関西版にのみ「関西」の文字が。


粉末スープの袋の色は左の関西版がオレンジで、右の全国版は赤です。


あげの色は同じでした。


粉末スープを開けたところ。案の定色が違います。


できあがったところ。スープの色の違いが顕著です。


最後にマルちゃん「緑のたぬき天そば」。左が関西版で、右が全国版。こちらも関西版にのみ「関西」と書かれています。


粉末スープの袋は関西版が黄緑色なのに対して、全国版は緑色です。


粉末スープ自体はあまり色が違って見えないかも。


できました。やはり全国版の方がうっすらと濃いです。


食べ比べてみた感想は以下の通り。

・どん兵衛「きつねうどん」
東日本バージョンがスープが濃く、あげも含めて基本的にカツオだしよりも、しょうゆの風味が強いのに対して、西日本バージョンのスープはほんのり甘く、あげにスープ以上の甘みがありました。だしを重視しているのか、しょうゆの味はあまり感じません。

・どん兵衛「天ぷらそば」
「きつねうどん」よりも味の違いがはっきりしています。東日本バージョンがカツオだしがききすぎて味が濃いのに対して、西日本バージョンはあっさりした、やや甘みがある味わいです。それぞれ単独で食べた時は、あまり意識しませんでしたが、実際に食べ比べてみると味の違いが顕著です。

・マルちゃん「赤いきつねうどん」
まずは全国版ですが、まさしく「しょうゆベースのうどん」といった味です。どん兵衛「きつねうどん」の東日本バージョンよりも、さらにしょうゆ味を前面に押し出している感じ。対して関西版は、だしベースのうどんといった味になっています。全くの別物といっていいほど、極端なまでに味が異なりました。

・マルちゃん「緑のたぬき天そば」
全国版は甘みが一切無い、しょうゆとカツオだしをきかせたそばなのに対して、関西版は全国版をベースにして、あっさりとさせただけのような味でした。どん兵衛「天ぷらそば」のようにはっきりと味が異なることを期待していたせいか、肩すかしをくらった気分です。

ちなみにどうして味が異なるのかを、パッケージの原材料欄に記載された「醤油(しょうゆ)」の位置を元に調べてみると、興味深いことが明らかになりました。なお、原材料欄に書かれているものは、基本的に多く含まれているものから順番に書かれています。

どん兵衛「きつねうどん」。上の東日本バージョン。原材料の三段目、左から二番目に「醤油」の文字がありますが、西日本バージョンでは同じ位置に魚介エキスが掲載されています。また、「昆布エキス」が掲載されている順番も東日本バージョンより、はるかに前です。


続いてどん兵衛「天ぷらそば」。東日本バージョンのスープに含まれている「醤油」の位置に注目。上から三段目、右から二番目にありますが、西日本バージョンは上から四段目、左から二番目です。


そしてマルちゃん「赤いきつねうどん」。全国版は三段目に粉末かつおぶしがあるのに対して、関西版はその代わりに魚介エキスがあり、かなり前の方に砂糖があります。


マルちゃん「緑のたぬき天そば」。全国版は「粉末かつおぶし」があるのに対して、関西版には「魚介エキス」「粉末こんぶ」があります。


どうやら東日本(または全国)版には、しょうゆやカツオだしが多めに使われており、西日本(または関西)版には、昆布や魚介、砂糖などが多めに用いられている模様。ここから味の違いが来ているみたいです。

ちなみに味の違いがある理由ですが、「どん兵衛」公式サイトにある以下のリンクで解説されています。

そばやうどんのつゆが関東と関西で違うのはなぜ?

・関連記事
懐かしい味がする東日本限定の「ペヤングやきそば」を食べてみた - GIGAZINE

北海道で大人気のソウルフード「マルちゃん やきそば弁当」を初体験 - GIGAZINE

雑誌などで大絶賛されている「中川屋カレーうどん」を食べてみた - GIGAZINE

「マルちゃん 赤いきつね・緑のたぬき」風おむすびを食べてみる - GIGAZINE

「日清のどん兵衛 だし焼うどん」を食べ比べてみました - GIGAZINE

in 試食, Posted by darkhorse_log