芝生の水やりを怠ったとして、警官が70歳の女性を逮捕

芝生に水やりをしていなかったということで、ユタ州の警察が70歳の女性を逮捕したそうです。このとき、警官は手錠で女性の鼻を殴打し、ケガを負わせたとのこと。いったいどういう状況だったのでしょうか。

詳細は以下の通り。
BBC NEWS | Americas | US woman arrested over dry lawn

トラブルはユタ州オレムで起こりました。被害者のベティ・ペリーさん(70)によると、彼女の庭が地方条例に違反しているということで警官がやってきて、彼女の鼻を手錠で殴ったらしい。警察は彼女が逮捕に抵抗したからで、顔のケガは彼女が転んだからだと主張していますが、ペリーさんは話がややこしそうだったので息子を呼ぼうとしただけだと反論していて、双方の主張は食い違っています。
この警官は放置されて枯れてしまった庭がオレム市の条例に違反していると判断し、公式な警告を出そうとしたんだそうで、ペリーさんは拘置所に行く前に病院でケガの治療をしたそうです。結局、警察のスポークスマンによれば拘置せず釈放になったようです。

ペリーさんはこれまでに警察と口論になったことはなかったそうで、今は地元の教会指導者が庭の掃除の手伝いを提供してくれているらしい。ペリーさんを逮捕した警官は管理休暇を与えられたとのことです。

これまでトラブルにならなかったことが、なぜいきなりトラブルの種になってしまったのでしょうか。まさか、芝生のことでこんなにもめるとは誰も思わなかったでしょうね…。