メモ

どれだけ太っていれば弾丸を防ぐことができるか実験


銃弾を生身で受け止めるためには一体どれだけ太ればいいのか。世界で最も多くのノーベル賞受賞者を出したといわれるキャヴェンディッシュ研究所で実験を行っています。

ティッシュペーパーでも弾丸は止められるようなので、脂肪ももの凄く分厚ければ止めることができるのかもしれません。

詳細は以下から。
How fat would you have to be to stop a bullet - Naked Scientists Kitchen Science 2007

実験にはガスで弾丸を発射する巨大なエアライフルを使用。ガスはヘリウムの高圧ガスを使っています。


エアライフルのバレルは3メートルあり、弾丸は小さな金属のベアリング弾を装填。超音速で弾丸を発射できるらしいです。

ベアリング弾の大きさは小さめ。


ターゲットは脂肪と同程度の密度のゼラチンをパースペックス製のチューブに詰めたもの。


ターゲットを設置して発射。元のサイトではムービーがあります。


まず最初に弾の前方にあるガスがゼラチンに当たる。


弾丸はだいたい秒速500mでゼラチンに着弾。音速の2倍近くになっています。


弾丸が通過した後には円錐形の空間が残る。前方に空気の泡ができているのはチューブが着弾の衝撃で広がり、ゼラチンに空洞が作られたため。


チューブには亀裂が走りボロボロに。


突き抜けた。


突き抜けた後はだいたい秒速180mで移動していたので、音速を超えた弾丸を止めるにはざっと計算してこの2倍の太さが必要になるとのこと。脂肪では72cmぐらいの厚さが必要になるので、素直に防弾ベストを着用した方が実用的でコストパフォーマンスも良いという結果になったようです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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