無線LANの伝達距離が世界新記録の382キロメートルを達成


ベネズエラで行われた2台のPCを無線LANで接続する実験で、なんと382キロメートル(238マイル)の伝達距離を実現したそうです。

ちなみに以前の記録は地表と310キロメートル離れたところにある気球との接続に成功したものだったとのこと。家庭内で無線LANの電波が届かなくて困っている人にとってはウソのような話ですねこりゃ。

詳細は以下の通り。
New Wi-Fi distance record: 382 kilometers | Tech news blog - CNET News.com

この記事によると、ベネズエラのEl AguilaとPlatillon Mountainというところにある2台のコンピューターを無線LANで接続することに成功したそうです。2つの地点の距離はおよそ382キロメートルで、肝心の通信速度は3Mbpsとのこと。

そしてこの実験をするにあたって、既存の部品と共にIntelの無線LAN技術を利用しており、また、あらゆる方向に電波が拡散する無指向性であるWi-Fiの電波に、一定の方向に向けた指向性を持たせることによって、信号を増強することに成功したそうです。

以下の記事によると、アンテナはこんな感じ。

Gadget Lab - Wired Blogs


なお、Intelは今回のような実験に力を貸しており、ウガンダやそのほかの新興国で実行可能性をテストしているとのこと。また、アメリカでも20マイル(32キロメートル)離れたIntelのバークレー研究所とサン・マイクロシステムズが無線LANでつながっています。

素晴らしい実験結果だと思いますが、どうやら電波を遮るものが多ければ多いほど伝達距離は縮まるそうなので、日本では難しそうですね。

・追記
序文を訂正しました。ただしくは「310キロメートル離れたところにある気球」でした。

・関連記事
無線LANの電波は携帯電話よりも身体に悪い? - GIGAZINE

頭蓋骨を経由するとリモコンの有効範囲が伸びるらしい - GIGAZINE

公衆無線LANサービス「FON」対応ルータ本日のみ無料提供中 - GIGAZINE

無線LANアクセスポイントを機能強化する無料ファームウェア「Tomato Firmware」 - GIGAZINE

0

in メモ, Posted by darkhorse_log