メモ

人や動物の毛や爪から抽出したDNA入りの印刷物を作ることに成功


恒信印刷株式会社から送られてきたプレスリリースによると、人、動物のDNA(デオキシリボ核酸)を印刷物に入れることに成功したとのこと。また、印刷したDNAはそこから再抽出もできる、とのことです。

GIGAZINEに届いたプレスリリースによると、「印刷したサンプル(本)がありますので、ご連絡いただければお送りいたします」とあったので、誰のDNAが入っているのかな?と思って、早速問い合わせてみたところ、自費出版した方の自叙伝においてDNAが著者名の所に印刷してあるそうです。見た目は普通と同じように見える、とのこと。また、「再抽出可能」というのは実際に印刷部分の表面を溶かして研究機関へ持ち込んで実際にやってもらったところ、抽出可能と言うことだった、とのこと。

詳細は以下の通り。
印刷会社 同人誌印刷 オフセット印刷 東京の印刷会社 恒信印刷
http://www.ko-sin.co.jp/

恒信印刷株式会社は1967年創業で従業員36名の印刷会社。開発したのはこの会社の代表取締役である吉田さん。前職ではインクの研究開発をしており、その経験を活かして今回のDNA入り印刷が完成したとのこと。現在は特許出願中で、【特願2006-356934】だそうです。


今回のDNA入り印刷物は、人物や動物の毛、爪などからDNAを抽出し、それを特殊なインキと印刷方法で作るというモノ。使用例としては、自叙伝に自分のDNAを残す、愛犬のDNA入り印刷物を作るなどを想定しているらしい。

……DNA入り同人誌とか面白いかも。

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in メモ, Posted by darkhorse

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