ソフトウェア

WindowsVistaにBIOSをエミュレートしてクラックする新手法が登場


今までもいろいろなWindowsVistaの認証を突破する方法が編み出されてきたわけですが、大別すると実際に実行可能な方法は2種類でした。

1つはタイムクラックと呼ばれる方法で、Vistaの30日間試用期限を最大120日まで延ばす方法を応用して、永遠に試用期限を先延ばしにする方法。もうひとつはKMSサーバというボリュームライセンスキーの認証サーバを仮想PCなどで動かして認証するという方法。前者は簡単だが不具合が多く、後者は確実だがハードルが高いという欠点がありました。


ところがここに来て、さらなる第3の方法が出現しました。それがBIOSエミュレーションというものすごい方法です。今のところ不具合なし、実行方法も全自動化されており非常に簡単という、まさに決定打と呼んでもいい方法のようです。

詳細は以下の通り。
FILEnetworks Blog: Vista 32-bit one click activator (BIOS Emulation)

上記ブログによると、LenovoやAcerといった大手PCメーカーには認証直前状態のWindowsVistaというべきものが存在しており、これらの使用が許可されているそうです。つまり、

BIOSエミュレーション+OEMの証明書+プロダクトキー=合法的に認証されたVistaとして動作可能

ということになる、というのが理屈。

どういうことをしているかというと、まずそのパソコンのBIOSを消したりはしません。そのままです。設定も変えません。完全にソフトウェアベースのドライバ経由でBIOSのエミュレーションをすることによって、Vista自体をだまして認証させてしまう仕組みのようです。

実際には、「BIOS ACPI_SLIC」というマイクロソフトによって承認された各メーカーのハードウェア情報を埋め込んだものが存在しており、これによって認証の手続きを簡略化しています。さらにメーカー製パソコンにつきものの「リカバリCD」や「再インストール用CD」にはこの認証を行うための「XMLファイル」(例えばXXXX.xrm-msというような感じ)が含まれています。そして特定のプロダクトキーを入力することで正規認証と同じ効果を発揮するというわけです。

このクラックを制作したのは「Team Paradox」という海外のクラッカーチームで、さらに「CLoNY」と名乗る者がワンクリックで自動的にこのクラックを実行できるように改良しており、ネット上で広く配布されているそうです。一番最初に示した画像がそのファイルと思われるものです。

なお、現時点では32ビット版でしか動作せず、64ビット版のVistaには適用不可能だそうです。

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in メモ,   ソフトウェア, Posted by darkhorse

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