ソフトウェア

Windows Vistaの次のバージョンは2009年に出る予定


マイクロソフトの幹部の話によると、2009年末までに次のバージョンのウインドウズ、つまりWindows Vistaの後継版が出る予定とのこと。また、既に後継版の製作(正確にはコアコンポーネント部分の製作)に入っているとのことです。

Windows XPからウインドウズを触り始めた人にとっては、わずか5年あまりで次のバージョンが出るというのはペースとしては早すぎるような気がするのかもしれませんが、実際にはこのXPとVistaの間である5年という期間が特殊で例外。実際にはほぼ3年以内に次のバージョンを出すのがマイクロソフトの本当の方針なのです。

詳細は以下の通り。
PC World - Microsoft: Vista Follow-up Likely in 2009

この情報はサンフランシスコで行われているRSAカンファレンス(情報セキュリティ全般の技術、最新情報、トレンドを網羅する世界最大規模のカンファレンス&展示会)にて、Microsoft Corporationコアウィンドウズ ファイル システム担当ゼネラルマネジャーであるBen Fathi氏が語ったもの。


そもそもマイクロソフトの当初の計画では、XPの次のウインドウズでは根本的な変更、例えばファイルシステムだとかユーザーインターフェースの部分での変更をいろいろと施すはずだったのですが、2003年に山ほどのバグが発生、収拾がつかなくなってしまい、できあがったのがXP SP2というわけ。それからさらに約2年半後に出荷されたのがVistaであり、そういう意味では確かにほぼ3年以内ごとに何かの大きな変更を行っているということにはなる、ということらしい。

そして現在、XP SP2からVistaになったのとほぼ同じ量の変更がVistaの次のバージョンにも施される予定だそうです。このタイムラインが2009年末までとなっており、それまでには次のバージョンを出す、と。これがコードネーム「Vienna」や「Fiji」のことなのかどうかは不明です。

で、次のバージョンでは何が変わるのかというと、はっきりとは明言できないものの、ユーザーインターフェースの部分、つまり見かけや操作体系においてさらに大幅な変更が、もっと根本的なレベルで行われる予定らしい……。これ以上、何をどう変えようというのでしょうか……。

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in メモ,   ソフトウェア, Posted by darkhorse

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