コクヨデザインアワード2006の文房具がかなりおもしろい
11月27日(月)に優れた商品デザインを幅広く一般から募集する「コクヨデザインアワード2006」の結果が発表されたわけですが、実に面白いものが多い。
例えば野菜をスライスするように使う度に形が変化する付せん紙の束、時間が経過するにつれて紅葉する葉っぱ型の付せん紙、スクラッチシールに自分の印をつけられる紙コップなどなど。
詳細は以下の通り。
コクヨ ニュースリリース || 「コクヨデザインアワード2006」の受賞作品が決定
コクヨデザインアワード2006 | コクヨ
これがグランプリの「Slice」、使う度に全体の形が変化していくので付箋自体の鮮度がわかるという仕組み。
次のは優秀賞に選ばれた「Leafusen」。季節と共に紅葉するように、付せん紙も色が変わっていくというもの。先ほどの「Slice」が付せん紙の束全体の形で表現したものを各個別1枚ずつで感じさせるというわけです。これいいなぁ……。
また、個人的にかなり欲しいのがこの「TAS」という紙コップ。側面にスクラッチシールなどでよくあるコインで削ることができる部分があるという仕組み。これによって、お花見などで「これ誰のコップ?」となったときに備えて事前に自分のイニシャルなどをガリガリと削って書いておけばどのコップが誰のものかすぐに分かるというわけ。
あと、この「Board」というノートもアイディアがシンプルだが秀逸。横長の黒板の比率に合わせて作ってあるノートなので、黒板いっぱいに書かれている内容をすべてノートに書き写すことができるというわけ。先生が板書をノートに合わせるのではなく、ノートが黒板に合わせるというすごい発想。学生時代にこれがあったらかなり便利だったかも。
ほかにもいろいろと便利そうなのがちらほら。どれか本当に製品化されればうれしいのですが…。
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