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CRCエラーでも無理矢理コピーするフリーソフト「CD Recover」


CD-RやDVD-Rなどに保存した昔のデータ、いざ必要になってコピーしようとしたが「~~をコピーできません。データエラー(巡回冗長検査(CRC)エラー)です。」と表示され、泣きながらあきらめてしまった人も多いのではないでしょうか。

そんな場合でも無理矢理コピーできるフリーソフトが「CD Recover」です。エラーの起きている部分だけをスキップして、読み込める部分だけを取り出すことができます。

詳細は以下の通り。
CRCエラーの場合はこんなメッセージが表示されます。


まずは以下のページからソフトをダウンロード。

Adrian Boeing's E-Gap : Tools

ダウンロードしたら起動します


「Input File」をクリックしてコピーしたいファイルを指定、次に「Output Directory」をクリックしてコピーしたファイルを置く場所を指定、それから「Skip on read error」を選び、「Skip 4kb」などのオプションを選びます。下の選択肢に行けば行くほどひどいエラーでも救出可能ですが、その分だけ欠落も大きくなります。


最後に「Copy」をクリックしてしばらく待ちましょう。エラーの状況によりけりですが、かなり時間がかかります。

問題はこれで救出しても壊れているのは事実であるということ。AVIファイルの場合は以下のフリーソフトでエラー部分だけを飛ばして修復して再生できます。


DivFix++

その他の各種ムービーフォーマットや音声、あるいはJPEGやBMP形式は以下のシェアウェアを使えば高確率で修復可能。

All Media Fixer

JPEGファイルの破損であれば以下のシェアウェアの方が優秀です。

JPEG REMEMBER

JPEGファイルの破損に関しては以下のフリーソフトでも根性を入れれば修復可能。

JpegAnalyzer

キヤノンのRAMイメージに関しては修復できるフリーソフトが存在します。

CRW Repair

ワードファイルもこのフリーソフトで修復可能。

Word Repair

ZIPファイルはこのソフトで修復可能ですが、100%修復はまず無理です。無事なファイルだけを解凍するという感じ。

DiskInternals ZIP Repair

なお、RARファイルだけはリカバリレコードが付いていれば、その割合に応じて例外的に100%修復が可能です。

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in レビュー,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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