楽天、週刊新潮の記事に関して12億6861万円の損害賠償訴訟


名誉毀損を根拠に合計12億6861万円の損害賠償と、「週刊新潮」誌上及び新聞各紙などに謝罪広告の掲載を求める民事訴訟を東京地方裁判所に提起したそうで。これだけだと一体何が起きたかわからないのですが、詳細に見ていくと何が起きたのかがかいま見えてきます。

というわけで、楽天が激怒して週刊新潮を訴えるまでの軌跡を追ってみましょう。
【楽天市場】楽天市場からのお知らせ
週刊新潮記事に関する提訴について


これによると、新潮社発行の「週刊新潮」平成18年9月7日号に掲載された以下の特集が楽天の逆鱗(げきりん)に触れたらしい。

[特集]水面下で捜査が進む『楽天』三木谷社長の『Xデー』

どういう内容かというと、楽天の社長である三木谷浩史がインサイダー取引や総会屋に対する利益供与といった重大な犯罪行為を犯した事実があり、それについて東京地検特捜部が三木谷や、当時の楽天証券代表取締役社長の國重惇史を事情聴取するなど、捜査が進んでおり、三木谷の逮捕が近づいている……といった内容の記事。

これについては既に楽天からもリリースが当時、出ていました。

8月31日発売(9月7日号)の週刊新潮の記事について

8月31日発売(9月7日号)の週刊新潮の記事について

そしてなんと、楽天の三木谷社長からも正式にコメントが出ている始末。

週刊新潮の記事に対する弊社三木谷からのコメント

当時、どういう感じで騒ぎになっていたかは以下の記事を読むとわかりやすい。

まずは8月30日。

Technobahn - 【株式銘柄】楽天がストップ安比例配分、明日発売予定の週刊新潮の記事を巡って疑心暗鬼が拡大

そして8月31日。

週刊新潮にて「水面下で捜査が進む 楽天・三木谷社長の『Xデー』」特集記事:Garbagenews.com

つまり、「ライブドアショック」「村上ショック」に続く「楽天ショック」…という感じだったわけです。

結果、楽天の時価総額は2日間で1000億円減少ということになったわけです。翌日、9月1日の以下の記事にさっくりと書いてあります。

Sankei Web 経済 新潮記事にウィキペディア騒動… 楽天“厄日”株価急落(09/01 10:26)

このことは本日のリリースでも触れられており、それによると、

このような本件記事の掲載により、楽天及び楽天証券の社会的評価・企業価値が著しく低下し、実際、事実無根の本件記事掲載によって、楽天の株価が急落するなど、重大な影響が生じております。また、楽天証券においては、事業上、多額の損害が生じているため、上記損害賠償額を請求するものです。


だそうです。

さてさて、明日の楽天の株価はどうなるのでしょうね?

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