コラム

後悔しない、いい冷蔵庫の選び方


GIGAZINEを更新しているオフィスを移動させたのを契機に、オフィス用に新しく冷蔵庫を買うことにしました。せっかく新オフィスにはちゃんとしたキッチンもあるので。Googleほどではないですが、やはり「いい仕事はいい環境から」だと考え、真剣に選んでみました。

一人暮らし用、あるいはオフィス用に冷蔵庫の購入を考えている人や、そろそろ冷蔵庫を買い換えようという人の参考になれば幸い。冷蔵庫選びのポイントは全部で10項目あります。

1.置く場所のサイズなどを計測
2.現物をちゃんと見る、触る、動かす
3.掃除のしやすさ
4.冷蔵スペースは上、冷凍スペースは下
5.自動霜取り機能
6.脱臭機能
7.音の大きさ
8.年間消費電力
9.温度調整
10.照明

■いい冷蔵庫選びのために、その1:
置く場所のサイズなどを計測


冷蔵庫を置く予定の場所について、まずはきちんとサイズを計測しておきましょう。大体冷蔵庫は後ろに5cm、左右に2cmほど、最低でも空きが必要です。また、今回は上に電子レンジを置く予定なのであまり高さは気にしませんでしたが、フルサイズのを買う場合は高さも念のために調べておきましょう。コンセントとか何か得体の知れないモノにぶつかる可能性があります。
それから、台所の右に置くのか左に置くのかもメモ。左右両開きのものでないとダメというケースもコレで出てきます。
あと、台所の色、床の色、壁の色、天井の色も見ておきましょう。色が合っていないと悲惨です。
これらをメモしたら、忘れずにちゃんと持っておきましょう。

■いい冷蔵庫選びのために、その2:
現物をちゃんと見る、触る、動かす


まずは現在の市場動向を知るため、冷蔵庫がたくさん置いてある家電量販店へ。ヤマダとかコジマとかヨドバシカメラとかああいうのです。
一応メモ用にボールペンだけ持っていきましょう。メモ用紙は店に置いてあるパンフレットをもらってそこに直に書き込めば楽なので不要です。
実際に冷蔵庫売り場に行くと、ものすごく種類がたくさんあるのでちょっと驚きますが、あらかじめメモしておいたサイズに合わせて探してみると割と簡単です。大体置く場所はサイズでわかれているので。一人暮らし用の場合、あまり種類がないことが分かります。
まずはドアを開閉させて重さを確認。開け閉めする際に余計な力が必要なモノはこの時点でアウト。開けやすく閉まりやすいのが最適。できれば半ドアだと勝手に閉まるタイプがオススメ。

■いい冷蔵庫選びのために、その3:
掃除のしやすさ


冷蔵庫は汚れます。外はもちろん、中でいろいろこぼれたりしますし、ゴミもけっこう出てきます。そのため、メンテナンスのしやすさは最優先です。でこぼこが少なく、出っ張りもあまり多くなく、ひっかかりの少ないものがオススメ。
例えば扉。上に丸い飾りがあると見た目はいいのですが、ふきにくいです。取っ手が極端に出っ張っていると開けやすいのですが、ほこりがたまったり、ぶつかりやすいです。
また、パンフレットと一緒に説明書も見せてもらえる場合にはそれも読むとかなり参考になります。たとえば、アルカリ性の台所洗剤で汚れを取るのはダメと書いてあったり、バラバラに分解できなかったりするものがあります。特に分解できないのは掃除しにくく、非常に困ります。とことんバラバラにできるタイプがオススメ。特に製氷器。お手入れ方法はここが詳しい。

■いい冷蔵庫選びのために、その4:
冷蔵スペースは上、冷凍スペースは下


これは単純に毎日開ける場所から順に上になっているものを選ぶべき、ということ。なので、冷凍食品をメインに食べているような場合には逆になります。自分の身長なども考慮に入れ、かがまなくとも出し入れしやすいモノにしましょう。

■いい冷蔵庫選びのために、その5:
自動霜取り機能


冷凍庫の霜を自動的に取る機能がない冷蔵庫が時々ありますが、あれはものすごく悲惨なことになるので絶対にダメ。リサイクルショップで買う人は特に要注意。ネットで型番を調べて機能があるかないか調べましょう。最新モデルから選ぶでのあれば自動霜取り機能がないのはかなり珍しいです。

■いい冷蔵庫選びのために、その6:
脱臭機能


臭いが染みつくと非常にまずいことになります。そのため、自動脱臭機能があると便利です。抗菌とか除菌もあるとうれしい。

■いい冷蔵庫選びのために、その7:
音の大きさ


静音に自信のある冷蔵庫はデシベル数を公表しています。特に一人暮らしやオフィスの場合、人のすぐ近くに冷蔵庫が存在することになるので、できれば静かな方がいいです。

■いい冷蔵庫選びのために、その8:
年間消費電力


一昔前と違って最近の冷蔵庫は非常に優秀。1年中つけっぱなしでもあんまり電気代を食いません。が、やはりできるだけ効率のいいものにしておきましょう。

■いい冷蔵庫選びのために、その9:
温度調整


安い冷蔵庫だと温度調節がものすごく大雑把。細かく調節できる方が何かと便利です。できれば自動調節してくれるものが簡単でオススメです。高級機種になると、中の温度と湿度を一定にすることでラップをかけなくてもいいというすごいものも増えてます。

■いい冷蔵庫選びのために、その10:
照明


LEDで照らしてくれるタイプだと、かなり明るくて見やすい。できるだけ影になる部分が少ない方がいいです。内壁が全面発光するようなのがあればうれしいのですが、さすがにありませんでした、しょぼん。


まぁ大体これぐらいしか比べるところはありません。容量は比べるまでもなく、大体分かるのでOK。それ以外は各冷蔵庫固有の機能が多いです。

こうやって選んだらあとはパンフレットの該当する型番に丸を付けて、その店頭での値段を書き込みます。配送代が必要な場合はそれも一緒に。それから一旦自宅に戻り、ネットでその型番を検索。配送料込みで一番安いところを探します。

というわけで、今回、GIGAZINEのオフィス用に選んだのはこちら。

パーソナル冷蔵庫 NR-B171J : 商品概要 | ナショナル商品カタログ

これの白です。というわけで、買ってきました

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in メモ,   コラム, Posted by darkhorse_log

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