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歪んだ文字によるCaptcha機能は大別すると4種類


キャプチャとは
「Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart」
の略称だそうで。相手が人間、つまり手動なのか…あるいは機械、つまり全自動なのかを判別する方法全般のことです。

大まかに分けると全部で4種類、

1.Gimpy
2.Bongo
3.Pix
4.Sounds

があります。

The CAPTCHA Project.
http://www.captcha.net/

それぞれの方法を順に見ていきましょう。
1.Gimpy
http://www.captcha.net/cgi-bin/gimpy

文字を重ねて揺らして機械的な読み取りを不可能にするとともに、背景色も変化させるという形式。ごく一般的なものです。

2.Bongo
http://www.captcha.net/captchas/bongo/

形で判別するという方法。大きな円と三角形を選んでください、とか。一部のオンラインバンキングではコレと同様の仕組みが振込の際の認証として使われています。

3.Pix
http://gs264.sp.cs.cmu.edu/cgi-bin/esp-pix

これはすごい、表示される写真から連想されるものを選ぶというもの。見れば分かりますが、これを突破するのはなかなか難しいのではないでしょうかね。表示される画像自体もGimpy方式にしてその度に生成するようなものにすればいいわけですから。面白いなぁ…。

4.Sounds
http://www.captcha.net/captchas/sounds/

実例はありませんが、Gimpy方式と同じようにしてサウンド、つまり音声として流れた言葉をタイピングして文字列に変換して入力するというもの。ものすごく負荷がかかりそうな気がしますが、なかなかユニーク。

ちなみに一番普及している「Gimpy」ですが、世の中には恐ろしい強者もいて、これを突破する自動プログラムも実際に存在しています。大昔のスクリプト「えみる時計」とかがそんな感じ。もっとも、無茶苦茶複雑なものは突破できませんが…。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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