ハードウェア

ポッドキャストの8割はiPodに転送されてない

そりゃそうだ、パソコンで聴く方が手軽だ……Recasting the Concept of Podcasting: Part I Page 1 - Talkbacks - Designtechnica
http://news.designtechnica.com/talkback109.html

英語による最大の辞典、オックスフォード英語辞典によると、「ポッドキャスト」というのは2005年の「ワード・オブ・ザ・イヤー」に輝いており、意味は「ラジオ放送をデジタル記録したものか同様のものをインターネット経由でパーソナルオーディオプレイヤー上で利用できるようにしたもの」ということらしい。


もっと詳細な定義をするとポッドキャストと言うのは

1.ダウンロードする(ストリーミングではない)
2.定期的に自動ダウンロードするもの
3.携帯型プレイヤーで聴くもの

ということになる。ポッドキャストのこの3つの条件は、RSSという自動ダウンロードチェックさせるための仕組みとiPodに代表される携帯MP3プレイヤーの登場によって成立することになったわけだが、現実にはこの条件を全て満たすわけではないようだ。

というのも、そもそもポッドキャストのためのMP3ファイルを一度パソコンにダウンロードし、それからiPodなどのプレイヤーに転送するというこの手順を踏むよりも、ダウンロードしてすぐにその場で再生して、パソコンから聴いた方がずっと早いわけで。当然ながら。

アップルとしてはiPodと結びつけることで販促効果も期待できるのでしきりに「ポッドキャストはiPodで持ち運んで聴くもの」みたいな宣伝活動を繰り返すことになるわけですが、現実的にはちょっとそうではないようです。

結果として実に8割のポッドキャスト視聴者は転送せずにそのままパソコンで再生している、と。さらにそのうちのいくらかは再生すらせずに削除したり一度も聴くことなくHDDの肥やしにしているようです……

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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