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サイエンス

月の地震はマグニチュード5レベルがなんと10分間も続く


10分も続いたら大抵の建造物は崩壊です、崩れ去ります。月表面に基地を作る計画、ここに来て意外な障害があることが判明です。NASA - Moonquakes
http://science.nasa.gov/headlines/y2006/15mar_moonquakes.htm?list802911

地震はアースクエイク、月震は「ムーンクエイク」と言うらしい…RPGに出てくる魔法の呪文みたい…

で、1969年から1972年のアポロ計画では月の地表に地震計を設置するというのもやっており、77年にスイッチが切られるまでずーっと観測していたらしい。その観測データによると月には4種類の地震がある。

1.700km下を震源とするモノ、重力による干満の影響で引き起こされる
2.隕石の衝突
3.月の夜というのは2週間も続くので地表が冷凍状態になり、昼間になったときに膨張をする。
その際の拡張と収縮によって引き起こされる

ここまでは軽い地震なのでほとんど影響はない。問題は次。

4.地表から20km~30kmを震源とする地震でかなり浅い

この地震はなんとマグニチュード5レベルが10分間も続くという激しいモノ。理由は明確には分かっていないが、おそらく月を構成する物質として岩と鉄が多いために引き起こされているのではないか?というのが有力な説。つまり、リンゴーン♪と鳴り続ける金属製のベルみたいな感じで震動が減少せずに音叉と同じ原理で反響し続けてなかなか揺れが収まらないらしい。そのため、月の上に基地を建造する場合には、マグニチュード5に10分間耐えるという、地球上では考えられないレベルの頑丈な建造物でないと話にならないわけで。

どうやら月に住むのは大変なようです…

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in サイエンス, Posted by darkhorse_log