メモ

なぜFirefoxは日本であまり普及していないのか?


第2回 Mozilla Japanセミナーで示されたデータによると、ヨーロッパでは約20%、北米でも約15%のシェアを獲得しているFirefoxが、なぜか日本では4%程度のシェアしかないそうです。かくいう私もまだFirefoxではなくMozillaを使っています。

一体なぜFirefoxは日本ではあまり普及していないのでしょうか。

詳細は以下から。
スラッシュドット ジャパン | なぜFirefoxは日本では普及しないのか

x-AC曰く、"Internet Watchで第2回 Mozilla Japanセミナーの様子がレポートされているのだが、そこでFirefoxの各国ごとの普及率の違いについて、興味深いデータが掲げられている。
なんでも地域別に見ると、ヨーロッパではすでに約20%、北米でも約15%のシェアを獲得しているが、アジアでのシェアとなると一気に10%以下に落ち、日本に限って集計するとさらに低くなって、現時点では4%程度のシェアしかないらしい。


日本では平均するとわずか4%ってことらしいですが、Operaユーザーはもっと肩身の狭い思いを…

この数値について米Mozilla Corporationの事業開発担当副社長を務めるJohn Lilly氏は、記事の中で「我々もその理由が知りたいと思っている」と述べているあたりから、プロジェクトの側でもどう解釈していいのか困っているようだ。


というわけで、スラッシュドットでは史上空前の勢いでコメントがこれでもかこれでもかとたくさんついて負荷が上がりまくっているワケですが、実際にはどうなのでしょうか?コメントを引用しながらちょっと考えてみましょう。

タブブラウザがたくさんあるから (スコア:5, すばらしい洞察)
Anonymous Coward のコメント: 2006年03月03日 0時46分 (#893087)
乗り換えようと思う人が少ないのだとおもう。


確かに、Sleipnirをはじめとする優秀なタブブラウザが多くあるわけで。ちなみに、私はMozilla(いまだにメイン)、FirefoxIEOperaSleipnirの5種類を状況に応じて使い分けるという変態的使い方をしています。Firefoxを使うのは、Firefoxでしか動作しないようなものを試すとき。IEを使うのは主にネットバンキングやネットショッピングなどの手続きやCookieが必要な場合。Operaはファイルをダウンロードするときに「そのファイルは本当はドコにあるのか」を知りたい場合。SleipnirはIEで見る必要があるサイトで複数のページを開く場合。確実に変態的使い方ですが、1本化する必要を感じません……楽しいから。つまり、使うこと自体が楽しいので、いろいろな選択肢があることが苦痛ではないわけで。

個人的感想としては身近ないろいろな話を総合すると以下の理由が最大要因であるように思う。

ブラウザに関心がない (スコア:5, すばらしい洞察)
twintail (17629) のコメント: 2006年03月03日 1時21分 (#893136)
ブラウザに関心がない、というかそもそもブラウザという単語を知らない人が多い気がします。
たとえばこの前あったことですが、友人にGyaOを見たいというので設定してくれと言われ、
友人宅へ行きました。
そこで僕が全部やってしまうのもなんなので、横について本人にやらせようと思い
「じゃあまずブラウザ起動して」と行ったのですが、彼は「ブラウザって何?」と。
この青いEマークだとと指さすと彼は
「あーインターネットね。ブラウザなんて変な言葉使わないでよね」
と言われてしまいました。
このEマーク=インターネットというのが定着してしまっているから、
Firefox使用者が少ない、ブラウザに関心がないのではと思います。


これは大学在学時にいやというほど感じたので、初心者に説明する際には次の順で話を展開することにしています。

まだFirefoxがなくてMozillaが全盛だった頃の布教方法

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in メモ, Posted by logc_nt

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