試食

表面はサクッ、中身はフワッ、たった1分で中まできっちり染み渡るフレンチトーストを作ってみました


本当はPascoの新商品である電子レンジでチンする食パン「レンジでホッと」をレビューしようかなと思っていたのですが、どう見ても「ただの食パン……」というわけで非常に悲しくなってきたので、フレンチトーストを作ることにしました。

フレンチトーストを自分で作ったことのある人はわかると思いますが、中まで染み込ませるのに割と時間がかかるケースが多々あり、最初の方に焼き始めたものはあまり浸透しておらず、最後あたりになってようやく中まで染み込んだかな?というのが実情。だからといって薄切りのパンだとなんだかむなしい……やはりある程度の分厚さのフレンチトーストで表面は「サクッ」、中身は「フワッ」というのが理想です。しかしだからといってマジでじんわりと中まで染み込むのを待っているのもイライラします。

というわけで、ネットを検索して探したところ、1分で中まで浸透するレシピを発見したので作ってみました。詳細は以下から。
今回参考にしたレシピはコレ。

1分で中まで浸透♪フレンチトースト♪ by レアレアチーズ [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが83万品

ポイントは「焼く前にレンジでチン」、極論すればこれだけです。

まずは材料から。今回はなぜか食パンが10枚もあるので、10枚分の材料です。


◆材料
食パン:10枚
牛乳:750CC
卵:5個
砂糖:大さじ5杯程度
バター(焼き用):適量

まずは食パン。家によって違うと思うのですが、フレンチトーストというと「なぜだか賞味期限切れ寸前のパンが山ほどあるときに作る」みたいなイメージがあります。


なお、「レンジでホッと」は1枚199kcal。


次に牛乳。脂肪分が多めのモノを買ってきました。よく考えると牛乳は2本も要らない、買いすぎ。


卵。5個入りなどというヘンテコ個数のモノはなかったので、6個入りのヨード卵光。


砂糖も買っておきました


焼くときに使うバターはこれ。少し塩味がした方が甘みが引き立つので、無塩ではありません。


あと今までの経験上、この切れてるバターはめちゃくちゃ便利。


作業開始。まずはパンから。そびえたつパン、これが全部フレンチトーストになると考えただけで胸が熱くなります。


とりあえずこのままだとあまりにも巨大なので真半分に切ります


さくっとな。実際に切ってみてわかったのですが、通常のパンよりもスカスカしている感じ。デニッシュパンみたいな雰囲気。


次、卵を5個、ボウルに割り入れます。


このまま卵かけご飯とか天津飯とか、だし巻き卵とか作ると美味しそう……。


まぜまぜします。あまり激しく混ぜると空気が入って泡だっておかしなことになるので、切るように静かに、けれども素早くささっと混ぜましょう。


ここに牛乳を750cc入れます。一回で入りきらない。


もう一回。あふれそう。


まぜまぜ……なんだかこの段階で既に美味しそうな飲み物に。


ここへ砂糖を入れます。ポイントはこの段階では「少し甘みが足りないかな?」程度に抑えておくこと。甘みは冷たいと弱く、温かいと強く感じるため、火を通すとかなり甘くなります。あとこういう料理全般に言えることですが、濃いめではなく薄めの味で作った方が失敗が少ないです。薄味は後から何か加えて濃くできますが、濃いものを薄くすることは至難の業なので……。


なんとなくそれっぽくなってきました。上に何か浮いてますが気にしない。


電子レンジに入れても大丈夫な耐熱皿にパンを入れ、先ほど作ったフレンチトーストの調味液をとろとろと流し込みます。


さらにひっくり返して両面に塗る感じ。


たくさん作ってみたら大変なことに。なんだかラーメンどんぶりのようなものまで動員されていますがこれも気にしない方向でお願いします。


電子レンジで出力500W程度にし、ラップをかけずに30秒だけチン。さらにひっくり返してもう30秒だけチン。両面で60秒、つまり1分で完成。


中まですさまじい勢いで染み込んでくれます。もうこの段階でへにゃんへにゃんです、すごい、すごすぎる。


熱したフライパンにバターをひとかけら、ころりんと中火で溶かします。


おもむろにフレンチトーストを投入して焼きます。


じゅじゅー


きつね色になったらひっくり返しますと言われてもどれぐらい焼けばきつね色になるかがわかりません。フライパンを傾けてちょっとくっつきはじめたなと思ったらそれが「きつね色になり始めている瞬間」です。ちなみにこの色は砂糖とバターが焦げてできる色なので、砂糖の量を多くしたり、バターをこがしたりすると、あまり火が通っていなくてもきつね色になり、それどころか黒こげになります。


両面にほどよく色が付いたらできあがり。


中までふわんふわん。


どれぐらいかというと箸で持ち上げようとすると崩れそうになるぐらい。ふわんふわんで中まで染みまくったフレンチトーストが至高!という人にはたまらないフレンチトーストがいとも簡単に完成します。ムービーで見るとわかりやすいです、こんな感じ。

YouTube - たった1分で中まできっちり染み渡るフレンチトースト


なお、さらに表面をパリパリにしたい場合は、アルミホイルの上に焼きたてフレンチトーストをのせ、オーブントースター(1000W)で5分焼けば余計な水分が吹っ飛び、なおかつ表面がぱりぱりとして、何かフレンチトーストを超えた洋菓子みたいなモノが完成します。


調子に乗って焼き続けます


うまく作るとこんな感じです


耳の部分もやわらかく、非常にグッド


なお、断面はこうなります。中まで染み渡りまくっており、じゅわーっと口の中に広がる甘みが最高です。

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in 試食,   動画, Posted by darkhorse

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