取材

スピード違反取り締まり用のプリンターなどが装備されている白バイの秘密


先ほど婦警白バイ部隊「クイーンスターズ」の華麗なるドリル走行のムービー記事をアップしましたが、彼女たちの駆る白バイは一般のバイクと違い取り締まりのために車速の測定装置やサイレンなど数々の特殊装備が搭載されています。それらはいったいどこにどのように装備されているか?普段、細かい部分はなかなか見られないのですが東京モーターサイクルショー2009では実物の白バイが展示されており、好きなだけ観察できるので一般車には無いような装備を中心に撮影してきました。

詳細は以下。
歴代の白バイたち。


III型カタナと同時期に発売されたスズキ・GSX750E4ベースの白バイなど現在の視点から見るとユニークなものもあります。


現行の白バイ。ホンダのVFR800をベースマシンにしています。


かなり上に上げられているハンドル。白バイ隊員の背筋を伸ばした乗車姿勢の秘密の1つ。


おそらく無線機などの電装品が納められている後ろのボックス。メインスイッチらしきものと「帰庁時電源スイッチ確認」のステッカー。


上のフタはクリップボードっぽくなっている。バイクの後ろに立って違反切符に記入する姿をよく見ますが、ここを机代わりにしているというわけ。


サイレンのアップ。パトライト社製。つまみをひねることで鳴る秒数をかえることができるらしい。


右ハンドルの集中スイッチ。普通のバイクでは見かけないような「サイレン」や「マイク」のスイッチが見えます。


左ハンドルにも見慣れないボックス。レバーは無線機のPTTスイッチ


「測定速度」の文字があるメーター。ここに表示される数字を見て追いかけてくるのでしょう。


メーターの下のフタを開けるとプリンタが装備されていました。キャッシュレジスターのように細長い紙がシューっと出てくるタイプ。水が入らないようにかなり厳重に気密をとってあります。ここから印刷して違反切符に転記するようです。


正面から。


全国女性白バイ部隊一覧もありました。全国色々な場所にある模様。


2009/03/30 9:20追記しました

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in 取材, Posted by darkhorse_log

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