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「地球を救うには産む子どもの数を減らせばよい」とイギリスの医学誌が主張


地球の温暖化問題に関連して二酸化炭素の削減などが叫ばれていますが、そんなことをするよりも根本的な問題はこの人口の異常な増加にあるので、子どもを産む数を減らすことによって現在の問題は解決可能であり、この星を救うためには今後は産む子どもの数を少なくする方がよい、という社説が世界五大医学雑誌の一つであり、国際的にも権威が高いイギリスの医学誌「BMJ(ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル)」に掲載されました。

なかなか過激な考えと発想ですが、その詳細は以下から。
Scientists: Save the planet-have fewer kids -- chicagotribune.com

BMJに掲載された社説によると、英国在住のカップルは子どもの数を2人までにすべきで、そうすることによって気候変化や二酸化炭素の削減を要求する世界的な努力に対して報いることができるとしており、「これは最も単純で最も大きな貢献です。誰でも私たちの孫が住むのに適した惑星を残すことができます」と主張しています。


実際にはこの「人口を減らす」という考えは国際的な気候フォーラムの中ではほとんど議題に上がっていないのが現状。

また、イギリスの家族計画の医師であるJohn Guillebaud氏によると、イギリスやアメリカのような豊かな国で生まれた子どもはエチオピアで生まれた子どもの160倍の二酸化炭素排出の責任を負っているとしているものの、このような人口削減計画について、持つべき子どもの数は私たちの子孫のことを考えて決めるべきであるとしています。

なお、現在の地球人口は67億、2050年までには90億に達すると考えられているそうです。

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in メモ, Posted by darkhorse

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