世界で最も高い約200億円の高級マンションの部屋が公開

ロンドンのナイツブリッジで2010年に完成予定の高級マンション「One Hyde Park」のペントハウス内部がCGで初公開されました。このペントハウスは約200億円と世界で最も高価な部屋になるとのこと。最上階のペントハウスは防弾ガラスが完備されているほか、空気浄化システムや緊急避難用のパニックルームもあり、近くのホテルまで通じている地下道に抜け出すこともできるそうです。

部屋内部の画像は以下から。Through the keyhole at the world's most expensive flat which costs ￡100million in central London the Daily Mail

マンションには80の部屋があり、共同スパやスカッシュコート、ワインのテイスティング施設もあります。すでに全部屋の半分ほどは売られており、その平均価格は約42億円。約900平方センチ当たりで約130万円という記録的な価格となっています。

これが公開された高級ペントハウスのCG。

このマンションはChristian Candy氏とNick Candy氏という兄弟が設立した地域開発会社「Candy & Candy」が管理するもので、建築家のRichard Rogers氏によってデザインされました。

高級マンションを建設したChristian氏とNick氏。

住居研究の第一人者であるKnight Frank氏は、今回のことで高級不動産市場はまだ根強い人気がある事が証明されたと述べています。

マンションの部屋を最も多く買っているのはロシア人で3分の1を所有。4分の1を中東アジアの人間が、20％をイギリス人が、残りをヨーロッパとアメリカの市場が均等に買っているそうです。

Nick氏は「多くの人種によって買われているのは不思議ではありません。真の国際開発と世界の中心としてのロンドンのステータスを象徴しているだけです」と答えています。