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無料でドメイン名が取得でき、サイトが構築できる「Office Live Beta」


無料でcom, net, orgのいずれかのドメインが一つ無料で登録できます。1年目だけ無料とかそういうのではなく、サービスを利用し続ける限りは毎年マイクロソフトが代わりにドメイン代金を支払ってくれます。サービスを途中でやめた場合はそのドメイン名は自分のものになります。その場合は自分で払うことに当然なりますが…。また、自分の持っているドメインを持ち込むことも可能です。なお、有償でJPドメインも利用可能。

で、これは一体どういうサービスかというと、個人事業主とか小規模事業所向きのオンラインサービスで、無料版の「Microsoft Office Live Basics Beta」の場合、独自ドメイン1つ・電子メールアカウント25個(1カウントの容量は2GB)・Webサイトホスティング(容量500MB)・Web デザインツール(AJAXを使っているとのこと)・トラフィックレポートツール・データバックアップ(1日前のデータが保存される)が利用できます。要するにそれなりのクオリティの自社ウェブサイトを無料で持つことができるというとんでもないサービスです。

今は無償ベータ版提供中なので、有償版も無料で利用できます。詳細は以下の通り。
小規模事業所を支援する包括的なインターネットサービス Microsoft(R) Office Live 日本語版の試験運用を開始

申し込みやサービスの概要は以下の公式サイトから。


Office Live ホーム ページ - Microsoft Office Online

ベータ期間中は、有償追加サービスを除いて無償。ただし、サインアップの際にクレジットカード番号が必須。Office Live へサインアップすると、確認のためにいったん1ドルがチャージされ、実在することが確認されたらこのチャージは取り消されるので、実際には1ドルの支払いは発生しません。

なお、有償版の「Office Live Essentials」では、無料版の機能がグレードアップされ、電子メールアカウントは20個から50個に、サイトの容量は500MBから1GBに、さらにOutlook 2002 (XP)以降との連携が可能となり、Windows SharePoint Service ベースの専用ワークスペースを各ユーザーに提供。この専用ワークスペースのアカウント数は10個で、専用ワークスペースストレージ容量は500MB。連絡先管理ツールとファイル/画像共有ツールが含まれています。さらに電話サポート付き。価格は未定ですが、アメリカでは月額19.95ドルで提供されているので、おそらく月額2000円~2500円程度になるのではないかと。

さらに上位版の「Office Live Premium」では、Essentialsの機能にさらに追加機能が加わります。まずメールアドレスの数に変更はないのですが、ウェブサイトの容量が2GBになります。専用ワークスペースのアカウント数も10個から20個に、ワークスペース1つあたりの容量も500MBから1GBに。連絡先管理ツールとファイル/画像共有ツールに加えて、プロジェクト管理ツール・グループウェア・テンプレートなどが加わります。これについては日本ではやはり価格は未定ですが、アメリカでは月額39.95ドルなので、日本では月額4000円~4700円程度になるのではないかと。

このあたりの比較の表が以下にあります。

Microsoft Office Live 比較表

データ転送量の制限があるのがなんだかな~という気がしますが、無料以外のプランでは自社サイトをMicrosoft Office FrontPage 2003を使って移行させることができるそうです。FTPでアップロードとかそういうのではないのかな……?

なお、ドメイン名についてですが、「Microsoft Office Live Beta」で取得後、60日間は他の会社に移行できないとのこと。

有償の追加サービス一覧などは以下の通り。

<添付資料>小規模事業所を支援する包括的なインターネットサービス Microsoft(R) Office Live 日本語版の試験運用を開始

なかなか気合いの入ったサービスですね。すばらしい。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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